KZ BLOG

ボックスセット到着

[ 2009.01.29 ]

CIMG1170.jpg
2009年1月29日、「ブライアン・メイ・トレブルブースター・ボックスセット」が届きました。
CIMG1185.jpg
専用ロードケースにはツアーを回った後のようなエイジング加工が施され、鍵も掛かります。
CIMG1172.jpg
左からツーリング、デラックス、プラスです。トレブルブースター各々のケースの印刷は特別仕様です。
CIMG1178.jpg
シリアルナンバーとブライアンの直筆サイン入り。
売り上げの一部はネルソン・マンデラ46664チャリティーに寄付されます。
世界限定100セットの販売です。間もなく追加で3セット入荷予定です。
追記:1月31日、3セット入荷しました。

ボックスセット到着 はコメントを受け付けていません。

「スーパー」のこと 2

[ 2009.01.24 ]

CIMG1144.jpg
ブライアン・メイ・スーパーはブリッジに「ウィルキンソン・ロッキング・ローラー・ブリッジ」を採用しています。これは、オリジナルと同じローラータイプであるという点や、ブリッジ本体をポストにロック(固定)する構造のため、他のローラー・ブリッジと比べてチューニングが安定している点などから採用を決定しました。また、一般的な仕組みのブリッジを採用することによるメンテナンスのし易さも重要なポイントでした。もちろん、販売価格を抑える面でも一役買っています。
CIMG0141.jpg
しかし、購入したままではブライアン・メイ・スーパーには使用出来ません。指板のRに合わせるために2弦と5弦の駒の下に0,4ミリのシムを3弦と4弦の駒の下には0,8ミリのシムを入れます。これで14インチRのブリッジが7,25インチ指板のブライアン・メイ・スーパーに使用出来るようになります。
CIMG1064.jpg
次に、一つ一つの駒を外して、ローラーの動きを確認しますが、これが大変です。およそ半数のローラーが回転しません。ローラー・ブリッジとしては致命的です。加工・調整することで直るローラーもありますが、全くダメなローラーは動きの良いローラーと交換します。30セット購入しても実際に使用出来るブリッジは、だいたい18~20セットくらいです。
CIMG1138.jpg
また、ボディー部に埋め込むブリッジスタッドとブリッジポストの組み付けが少し甘く、このままではアームを使用したときにチューニングか安定しません。そこで、ブリッジポストにテフロンテープを巻き付けてガタツキを抑さえてやります。
CIMG1143.jpg
しかし、テフロンテープを巻き付けると導通しなくなり、スタッドからはアースが取れないのでトレモロユニットからアースを取る工夫をしました。
このように、ブライアン・メイ・スーパーはブリッジ一つにも、長年の研究結果やギターの製作経験が反映されています。

「スーパー」のこと 2 はコメントを受け付けていません。

「スーパー」のこと 1

[ 2009.01.23 ]

CIMG1082.jpg
ブライアン・メイ・スーパーではピックアップサラウンドの接着に「3M Scotch 468MP」という両面テープを使用しています。これはグレッグ・フライヤーさんがブライアンの為に製作したレッド・スペシャル・レプリカには勿論のこと、オリジナル・レッド・スペシャルの「オールド・レディー」修復の際にも使用されました。当時、接着剤の専門家の推薦により採用が決まったとのこと。
住友スリーエムの商品説明によると「アクリル系粘着剤を使用した基材のないタイプ」で「耐熱性に優れ」、「高い接着力」と「せん断保持力があり永久接着用途に適しています」とあり、さらに「米軍規格MIL-P-19834B, Amendment 2 Type1に合格」とのことで、信頼度はバッチリです。
この両面テープをピックアップサラウンドよりも一回り小さいサイズに手作業で加工して使用しています。ブライアン・メイ・スーパーには、一見分からないようなこんな細かな所にも、長年の研究結果が反映されています。

「スーパー」のこと 1 はコメントを受け付けていません。

ギタリスト2008年11月号

[ 2009.01.22 ]

CIMG1104.jpg
年末に注文したイギリスの雑誌「ギタリスト」の2008年11月号が届きました。ブライアンのインタビューとクイーン+ポール・ロジャースのワールドツアーの機材説明の記事が目当てです。
CIMG1103.jpg
「ブライアン・メイ・スーパー」の画像もありました。ブライアン所有のシリアルナンバーは「KZ000002」で、指板面に塗装を施していないプロトタイプです。現在はボディーに「SUPER」とカッティング・シートが貼られ、ツアーでは半音下げチューニングで「バッド・カンパニー」と言う曲で使用されました。
CIMG1119.jpg
この雑誌、オマケのCDが凄くてギターテクのピート・マランドロン氏がブライアンの機材一式を説明する動画や、フライヤー・トレブルブースターのサウンドファイル等が収録されていました。
2009年2月号には「ブライアン・メイ・スーパー」のレビューが掲載、サウンドファイルが収録されているようです。只今、取り寄せ中です。

ギタリスト2008年11月号 はコメントを受け付けていません。

PP9電池

[ 2009.01.21 ]

CIMG1093.jpg
本日「PP9電池」が入荷しました。「ディーキー・アンプ・レプリカ」や「1ワットアンプ・キット」で使用する、日本ではとても特殊な9ボルト電池です。サイズはおよそ51x 65x 76ミリ。今のところ「ディーキー・アンプ・レプリカ」や「1ワットアンプ・キット」はこの電池でのみ作動いたします。フライヤーさんによるとこの電池1つでおよそ12時間使用可能とのことですが、当工房で30時間ほど使用後にテスターで残量を計測したところほとんど数値が下がっておらず、まだまだ使用可能でした。
CIMG1095.jpg
今後、Kz Guitar Worksでは「PP9電池」を常時在庫いたします。将来発売予定の「ディーキー・アンプ・レプリカ」もバッテリーの心配なく安心してご購入いただけるようになりました。

PP9電池 はコメントを受け付けていません。

1ワットアンプ・サウンドファイル

[ 2009.01.17 ]

1WattAmpRecordingFR09.jpg
フライヤー・ギターズ・1ワットアンプ・キットのサウンドファイルです。ミュージカル「WWRY」ドイツ公演で活躍したミュージシャンのFrank Rohles(フランク)氏の演奏です。
このサウンドファイルは「1ワットアンプ」と「トレブルブースター・ツーリング」で録音されました。使用したギターはシングルコイルからハム・バッキングまで色々なピックアップの組み合わせが可能な、フランク氏のホームメイドギター「Pearly」です。
0:00秒から0:32秒まで:フロント、シングルコイル マイク録音
0:33秒から0:52秒まで:フロント、ハムバッキング マイク録音
0:53秒から1:46秒まで:センター&リア、ハムバッキング ライン録音
1:47秒から2:26秒まで:センター&リア、シングルコイル(パラレル) マイク録音
2:27秒から2:43秒まで:フロント、シングルコイル マイク録音(ボトルネック)
2:43秒から3:32秒まで:センター&リア、ハムバッキング マイク録音
個人的には、マイクで拾って録音した音よりもライン録音の方が気に入りました。
皆さまのご感想はいかがでしょうか?

1ワットアンプ・サウンドファイル はコメントを受け付けていません。

フライヤー・メール2

[ 2009.01.14 ]

フライヤーさんとメール等でやり取りした中から、トレブルブースター、アッテネーター、アンプに関する記述のまとめ、第二弾です。


touring.jpg
「ブライアンは、ギターのボリュームを絞ったときの音色に輝きがあって細かいニュアンスがきっちり出ていることがどれほど彼にとって大切かってことを、よく話していたよ。これは僕がトレブルブースター・デラックスをデザインするときになんとか保ちたかった特徴で、トレブルブースター・ツーリングはその辺りがとてもうまくできていることは皆さん知っているよね。」
plus.jpg
「当然、より太い音が出てパワフルなブースターは上記のポイントがあまり得意ではないんだ。フライヤー・サウンド社の新しいトレブルブースター・プラスもそれと同類だ。最大限にゲインと音の太さを強調した結果だよ。ただそれでも、できるだけパンチがありながらも細かいニュアンスがるようにしたつもりだ。ボリュームを絞った時にブライアンの言う上記必要条件も満たせるはずだ。ペダル、アンプ、ギターのデザインはある意味、妥協の産物というか、どこかを強調すると他の部分が犠牲になったりするものなんだ。トレブルブースターに関してはどこのメーカーも個別にはいい仕事をしていて、良いか悪いかは全て個人の趣味の問題といってもいいかもしれないね。」
CIMG1061.jpg
「重要なのはブライアンがいつもAC30をフルボリュームで使っているということなんだ。この点がフルボリュームで鳴らせないが故にアッテネーターを使わざるを得ない多くの人とは決定的に違う点だね。アッテネーターは馬力・ダイナミックス・音の太さ等の点においてフルアップ時より少し劣るので、通常よりホットな入力信号を入れてやらないとフルアップ感とサステインが得られないんだ。だから多くの人がアッテネーターと共に使う時に、よりパワーのあるブースターを好むのは不思議な事ではないんだ。同じように僕自身もアッテネーターを使ってプレーするときは、よりファットなブースターの方がいい感じがするよ。スタンダードなトレブルブースターでは低ボリュームのアッテネーター環境では十分なゲインと音のふくよかさが無いように感じるんだ。」
new_deacy.jpg
「ところが、ディーキーアンプの場合はちょっと違って、パワフルで中域の張り出した信号では入力段階で受け止め切れずに音が飽和してしまうんだ。パワフルなブースターはこの小さいアンプに適した繊細なニュアンスを持ち合わせていないからね。プロセッションや初期のクイーンのディーキーのサウンドが完璧だったのは47nの入力コンデンサーと25-29dbのゲインを持つブースターが完全にディーキーとマッチしていたからだよ。ブライアンがパワフルなブースターとディーキーを合わせて使ったことはないと僕は確信しているよ。しかしこれは他の複雑な問題の入ったパンドラの箱を開けることに繋がるので、今のところはこれで十分じゃないかな。」
「ジョン・ディーコンは1998年の7月に僕のインタビューに答えて、彼はブライアンに一度もトレブルブースターを作ったことは無く、あれは誰かの誤解だとも言ったんだ。ジョンが忘れただけかも知れないけど、ジョンの記憶はいつも非常にクリアなので、これは俗説を覆すことになるかも知れないね。」


VOX AC30 TB-Xのようなマスターボリューム無しのアンプの性能を最大限に引き出すには、フルボリュームに近いところまで出力を上げる必要がありますが、パワーアッテネーターを使用すれば小さなボリュームでアンプのフル出力時に近いディストーションサウンドが得られます。Kz Guitar WorksではTHD Hot Plate(16Ω)を使用しています。音質が良く、音量のコントロール範囲が広いと定評のパワーアッテネーターです。
以上、トレブルブースター、アッテネーター、アンプに関する内容でした。

フライヤー・メール2 はコメントを受け付けていません。

フライヤー・メール1

[ 2009.01.12 ]

私がここ数年間でグレッグ・フライヤーさんとメールやファックスでやり取りした中から、トレブルブースター、アッテネーター、アンプに関する記述をまとめました。今回は第一弾です。フライヤー・サウンド社トレブルブースター選択の参考になれば幸いです。


pedal_box.jpg
「ブライアン・メイはここ何年かの間でフライヤー製品のプロトタイプをいくつも試しているんだけど、これは僕たちが完全に満足がいくまでそれぞれのプロトタイプを微調整するためなんだ。このプロセスはブライアン・メイ・スーパー、 ピックアップ、エフェクターペダル、ディーキーアンプ等の開発でも行われてきた、いわばおなじみのものだね。僕たちは本当に数え切れないくらい多くの時間をこの作業に費やしているんだ。」
「僕とブライアンはこれ以上は不可能というぐらいの商品を作りたいという思いがあるんだ。だから研究を一旦振り出しに戻して、1年間ずっと新しい研究に費やしてきたんだ。その甲斐があって望んでいたレベルの物を作ることが出来たと確信しているよ。僕はエフェクターペダル、ピックアップ、ギター、アンプ何を作るにしても最適の方法で最高のものを作るように心がけているんだ。1980年にこの仕事を始めて以来、僕はこのアプローチを変えていないよ。」
「ブライアンは僕が市販品として作るものと全く同じ品質のペダルを使用してるんだ。僕はこの事実をギターテクのピート・マランドロンやブライアンに定期的に確認している。ライブやレコーディングで何を使っているのか、スタジオに行った時にも確認するんだ。僕はブライアンが実際にレコーディングやツアーで使っているものと全く同じ品質の寸分違わぬ商品を一般に提供しているよ。」
deluxe.jpg
「ご想像どおり、ブライアンは異なったペダルを用途に合わせて使っているんだ。中にはより高いゲインや太い音を出すペダルを好む人もいるけど、ブライアンは僕のスタンダードなトレブルブースター(訳者注:トレブルブースター・ツーリング)のサウンドとやや低めのゲインを問題にしたことは全く無いよ。 ブライアンはこのトレブルブースターの細やかできらびやかなサウンドが好きで、AC30を歪ませる時に作り出す倍音の調性パターンが好きなんだ。しかし、今回お知らせしたいのはブライアンが新しいトレブルブースター・デラックスがもたらすリッチな音とゲインが好きだということだよ。想像するにブライアンは異なった用途で両方のブースターを使うことになると思うよ。適材適所ということだね。」


次回、フライヤー・メール2に続きます。

フライヤー・メール1 はコメントを受け付けていません。

直筆サイン

[ 2009.01.11 ]

plaques_sign.jpg
ご要望の多かった「ブライアン・メイ・トレブルブースター・ボックスセット」のブライアンの直筆サイン画像です。
boxed_set_open500.jpg
このボックスセットはフライヤーサウンド社のトレブルブースター「ツーリング、デラックス、プラス」が特注の専用ハードケースに収められています。ケースにはシリアルナンバーとブライアンの直筆サイン入り。世界限定100セット。売り上げの一部はネルソン・マンデラ46664チャリティーに寄付されます。

直筆サイン はコメントを受け付けていません。

分析グラフ

[ 2009.01.10 ]

tb_graph.gif
フライヤー・ギターズのトレブルブースター3種類を分析したグラフです。ブーストレベルの比較にお役立て下さい。フルサイズのPDFファイルのダウンロードはこちらから。

分析グラフ はコメントを受け付けていません。

開発裏話

[ 2009.01.09 ]

Kz Guitar Worksは2007年5月以来、新しいオフィシャルモデル「ブライアン・メイ・スーパー」のプロジェクトに関わっています。今回は開発裏話を一部公開いたします。スペックについても触れていますので、参考にしていただければと思います。
ブライアン・メイ・スーパーはKz Junior(ジュニア)を元にアップグレードしたモデルです。ブライアン・メイ本人やグレッグ・フライヤーさんしか知りえない情報やデータを加味してよりオリジナルに近い仕上がりになっています。
アーリントン・ヒル
2007年4月11日、Kz Junior(ジュニア)をイギリスのアーリントン・ヒル(ブライアンのスタジオ)に送りました。そこでフライヤーさんとブライアンのギターテク、ピート・マランドロン氏により徹底的にテストされました。その結果、ブライアンのセッティングの好みをよく知るピートからは指先から感じる感覚的な部分のアドバイスを、フライヤーさんからはオリジナルの正確な数値や詳細なデータを提供していただきました。
シドニーにて
CIMG7405.jpg
2007年5月20日から4日間、シドニーのフライヤーさんの工房を訪れました。4日間でおよそ20時間、工房に籠もってブライアン・メイ・スーパーのスペックについてディスカッションしました。正確な数値や詳細なデータだけではなく、数多くのテンプレートも提供していただきました。
工場訪問 その1
P1010102.jpg
2007年6月1日、シドニーで話し合ったスペックを伝えに製作工場を訪れました。ブライアンが2008年のツアーで使用したプロトタイプのスペックです。
修正・変更点 – アルミスイッチプレート採用、スライドスイッチつまみ高さ、スライドスイッチつまみエッジ処理、スイッチプレート固定方法、ボリューム・トーンノブのサイズ、止めネジ形状、アルマイト処理、ハンダ、配線材、ポット、コンデンサー、フレット、ジャック部ゴムOリング、ジャック部補強板、ピックガード裏アルミ、指板面無塗装、指板幅、指板R、指板エンドR、ポジションマーク位置、ブリッジRシム、ネックグリップ、ヘッド形状、ヘッド厚、ナット形状、トラスロッドカバー形状、ピックアップ、ピックアップザグリ深さ、ピックアップ高調節シム、など。
プロトタイプは指板面に塗装がない仕様でした。ネックグリップと指板Rがオリジナルサイズに変更された他、ヘッドの外周を少し変更しました。ポット、コンデンサー、配線材、ノイズ対策等の電気系が大きくアップグレードされました。また、ポットのトルクやスイッチの角の丸みなど、指先の感触にもこだわりました。
工場訪問 その2
2008年3月2日、ブライアンとフライヤーさんがプロトタイプをテストした感想を受けて再度工場を訪れました。
修正・変更点 – ネックヒール形状、オリジナルブリッジの下穴を増設、着色用塗料、ピックアップサラウンドの内径、ピックアップサラウンドとトラスロッドカバーの厚み、ピックアップサラウンドとトラスロッドカバーのエッジ部処理、ヒール部セルの形状、ゼロフレットの位置、ゼロフレット高さ、ブリッジRシム形、ブリッジ部分での弦高、ネックセット角、ブリッジの位置、ピックアップ位置、ピックアップザグリ深さ、ブリッジザグリ深さ、セルの形状、トレモロアームの高さ、指板面塗装、指板面着色、配線材長さ、フレットサイドと指板エッジの処理方法、ボディー・トップ材をセンター・ブックマッチ、ジャック菊型ワッシャーサイズ、弦アースの位置、など。
ネックセット角を変更した為、ブリッジとピックアップザグリの深さも変更。また、ピックアップカバーのサイズ変更に伴い、ピックアップサラウンドの内径等を変更。多くのお客様の声を受けて、指板面のクリア塗装が復活しました。
工場訪問 その3
P8110065.jpg
2008年8月11日、プロダクションモデルの完成を受けて検品のため工場を訪れました。この時には細かな修正点とセッティング時のコツを伝えました。
修正点 – 配線方法、配線材長さ、ツイスト方法、ボルトの閉め方、トレモロアーム軸、ビス締め付けトルク、ゼロフレット高さ、ピックアップサラウンド固定用の両面テープ、ジャック用菊型ワッシャーサイズ、ピックアップ高さ調節用シム、ピックアップザグリ深さ、潤滑剤スーパールーブ、など。
ブリッジ
bridge01.jpg
ブリッジはメンテナンスや調整のし易さとコストの面からウィルキンソンが採用されていますが、ボディーにオリジナルタイプのブリッジに換装する際に使用するガイド穴を開けていますので、将来アップグレードする事も可能です。当工房から専用キットを販売予定です。
ピックアップ
CIMG1058.jpg
ブライアン・メイ・スーパーにはフライヤーさんがおよそ8年の歳月をかけて研究開発したピックアップが採用されています。ブライアン本人がテストと開発に関わった特別仕様です。特にフロントピックアップには特別な加工がされており、この部分がボヘミアン・ラプソディーに代表されるフェイズアウトサウンドに大きな特徴を持たせているそうです。ピックアップについての詳細は後日あらためて触れたいと思います。

開発裏話 はコメントを受け付けていません。

謹賀新年 2009

[ 2009.01.01 ]

Img0192_black.jpg
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

謹賀新年 2009 はコメントを受け付けていません。

アンプ・キット入荷

[ 2008.12.26 ]

CIMG1017.jpg
フライヤー・サウンド社の「1ワットアンプ・キット」が入荷しました。レコーディング出力とヘッドホン出力を装備。ご自宅での演奏・レコーディングに最適なギターアンプ・スピカーキットです。トレブルブースターを繋げば濃密で倍音豊かなサウンドが得られます。
CIMG1022.jpg
製作には木工および電気工作の高度な知識と技術が必要です。マニュアルは英語です。他に「回路図」と「キャビネット設計図」と「アルミ・コントロールパネル図面」が付属します。キャビネットとアルミパネルや固定用ネジ類は別途の調達をする必要があります。難易度が高いDIY上級者向けの自作キットです。価格は27,300円(税込)です。今回5個入荷いたしました。専用のPP9電池は付属しません。近日入荷予定です。また、国内で一般的な006P電池が使用可能かを問い合わせしています。ご注文はこちらよりお願いいたします。
CIMG1049.jpg
まだ構想段階ですが「日本語マニュアル」、「専用キャビネット」、「コントロールノブ」、「アルミパネル」、「固定用ネジ一式」、をセットにした完全版を日本限定で発売したいと思っています。さらに、ご希望の方がいらっしゃいましたら当工房で製作した「1ワットアンプ完成品」の販売も考えています。お問い合わせ下さい。

アンプ・キット入荷 はコメントを受け付けていません。

ツーリング入荷

[ 2008.12.26 ]

CIMG1035.jpg
フライヤー・サウンド社の「トレブルブースター・ツーリング」が入荷しました。1998年以降、ブライアンがライブやレコーディングで使用しているブースターと同じ設計です。2008発売のクイーン+ポール・ロジャースの最新アルバム “The Cosmos Rocks”でも使用されています。オールド・レンジマスターのサウンドに近く、アルバム「戦慄の女王」や「クイーン ll」のサウンドに近いです。以前のモデルに比べてミドルが強く、より太いサウンドになっています。ブーストレベルは3K Hzでおよそ+31dB。ディーキー・アンプ・レプリカ用としてもベストマッチ。
価格は27,300円(税込)です。今回5個入荷いたしました。ご注文はこちらよりお願いいたします。

ツーリング入荷 はコメントを受け付けていません。

スペシャル・セット

[ 2008.12.23 ]

boxed_set_open500.jpg
2008年のクイーン+ポール・ロジャースのワールドツアーを記念して、ブライアン・メイ・トレブルブースター・ボックスセットが世界限定100セットの販売です。フライヤーサウンド社のトレブルブースター「ツーリング、デラックス、プラス」の3種類が特別な専用ハードケースに収められています。トレブルブースター各々のケース印刷も特別仕様です。専用ハードケースにはシリアルナンバーとブライアン・メイの直筆サイン入り。(サインの画像は後日アップいたします。)
売り上げの一部はネルソン・マンデラ46664チャリティーに寄付されます。完全限定100セットのみの販売です。
boxed_set640.jpg

スペシャル・セット はコメントを受け付けていません。

転落防止

[ 2008.12.21 ]

CIMG1015.jpg
ブライアン・メイは1998年頃からオレンジ色のパッキンをストラップピンに取り付けて使用してます。ギターストラップが外れてギターが落下するのを防ぐためです。
CIMG0987.jpg
このパッキンは、グロールシュの物を再利用してます。グロールシュ(Grolsch)は、オランダのビールです。キャップを金具で留めることで栓をする、スイングトップボトルが有名。クラシカルな機械式口栓で、おしゃれな瓶です。日本では、ちょっと変わったお酒が置いてある酒屋さんや輸入食材を扱っているスーパー等で見かけます。

転落防止 はコメントを受け付けていません。

価格

[ 2008.12.16 ]

head01.jpg
ブライアン・メイ・スーパーの国内価格が577,500円(本体価格 550,000円)に決まりました。ご購入にはオリコショッピングクレジットもご利用いただけます。国内価格はイギリスのBMGで決定された価格です。今後イギリスでの価格が上がった場合、国内価格も変更される場合があります。
ブライアン・メイ・スーパーはKz Guitar Worksとグレッグ・フライヤー氏の企画・監修の下、日本国内で製作しています。日本国内販売分につきましては、工場から届いたブライアン・メイ・スーパーをKz Guitar Worksで1本1本、丁寧に検査・セッティングいたします。ご希望があれば納品前のパーツの変更する事も可能です。
2009年1月、発売予定。初回販売は限定5本です。初回特典としてフライヤー・サウンド社のトレブルブースター3種類の中からご希望の1つをプレゼント。その他詳細は近日発表いたします。
追記:2009年1月3日、初回分は完売いたしました。次回は3月の予定です。ご予約はこちらよりお願いいたします。

価格 はコメントを受け付けていません。

メンテナンス

[ 2008.12.12 ]

0008.jpg
2008年12月12日、先日シドニーから戻ってきたKz Pro Serial #00-08のメンテナンスを始めました。このギターは、2004年6月から2007年12月までグレッグ・フライヤーとエイドリアン・ターナー(アデソン)がピックアップを開発する際に使用されていました。よって、スイッチの配線方法、配線材、アースの取り方など、電気部分はフライヤーさんのレプリカと同じ仕様になっています。ピックアップはプロトタイプのものが付けられています。さらに、トルクの軽いポットやエッジを丸めたスライドスイッチなど、ブライアンの好みに合わせた変更もなされています。(もちろんこれらのポイントは全てブライアン・メイ・スーパーに反映されています。)
CIMG0793.jpg
このギターはまだモデル名にProと付く前にKz Proのプロトタイプとして作られた、言わばKz Proの1号機です。ウェブサイトやチラシ、雑誌の掲載などで使用するためにプロのカメラマンに撮影していただいたりもしました。ただ、プロトタイプですのでペグやスイッチプレート、ピックガードなどはアップグレードの余地があります。また、経年により塗装が少しくすんでいますのでバフをかけ直そうと思っています。4年以上ぶりに戻ってきたギターです。少し時間をかけてメンテナンスとアップグレードをしたいと思います。メンテナンスが終わりましたら、大事に使っていただける方にお譲りしたいと思っています。
12月15日追記:多くのお問い合わせを頂きましたが、大切にしていただける方にお譲りすることになりました。一番最初にお問い合わせいただいた方でした。バンド活動などでも使っていただけるとのこと、嬉しいです。工房であまり弾くこともなく保管しているよりも、ギターにとって良かったと思います。ありがとうございました。

メンテナンス はコメントを受け付けていません。

木工スペース

[ 2008.12.12 ]

CIMG0947.jpg
2008年12月11日、木工スペースに無垢の板を敷き、一部の窓には合板を貼りました。作業は20時から始めて23時半頃終了。見違えるように明るくなりました。
木の床はノミ、カンナ、小刀などの刃物やギターパーツを誤って落としてしまっても安心です。木屑などの掃除もし易くなります。近々、ボール盤、糸鋸、小型ベルトサンダー、グラインダーなどを運び入れたいと思います。
CIMG0911.jpg
施工前。緑色のPタイルでした。

木工スペース はコメントを受け付けていません。

スピーカー・キャビネット

[ 2008.12.09 ]

IMG_0763.jpg
2008年11月25日、フライヤー・サウンド社「1ワットアンプ・キット」のスピーカー・キャビネットを試作しました。この「1ワットアンプ・キット」は完全自作のアンプキットです。基盤製作にはハンダゴテを使用しての電気工作が、スピーカー・キャビネットの製作には木工機械や工具を使用しての木工工作が必要です。キットにはトランジスタやプリント基盤等の電子部品やスピーカー、配線材、キャビネット用中綿、スピーカーグリル布などは含まれていますが、キャビネットの材料は含まれていません。よって付属の「組み立てマニュアル」と「キャビネット設計図」を参考に材料の調達から始める必要があります。
今回、キャビネットを試作してみて「思っていた以上に本格的な木工機械と工作経験が必要だな」と感じました。材料のMDFとパーティクルボードはホームセンターなどで取り寄せる必要があるかもしれません。DIYの盛んなイギリスやアメリカでは難しい事ではないのかもしれませんが、日本ではかなり難易度が高い作業内容だと思いました。
そこで、当工房ではスピーカー・キャビネットの自作が困難なお客様のための「専用キャビネット」を準備中です。それほど高価ではない価格で販売したいと考えてます。

スピーカー・キャビネット はコメントを受け付けていません。

新天地

[ 2008.12.08 ]

CIMG08870.jpg
2008年12月7日、天気が良く雲の少ない日でした。気分転換に片瀬工房の屋上に上がってみると、富士山が見えました。初めて富士山が見える事に気づきました。


まだまだ引っ越し後のバタバタが続いていますが、今週、床の一部に無垢の床板を敷き、木工スペースを設けます。これで内装作業はほぼ終了です。その後、小型工作機械を飯能工房から移し、2009年1月から本格始動を予定しています。新しいシグネチャーギター、ブライアン・メイ・スーパーやディーキー・アンプ・レプリカなどのフライヤー製品を揃えて、試奏頂ける様にしたいと思っています。
片瀬工房へのアクセスは自動車よりも電車の方が便利です。とくに夏場や休日は電車のご利用がお勧めです。最寄り駅は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」が徒歩5分、江ノ島電鉄線「江ノ島駅」が徒歩3分、湘南モノレール「湘南江の島駅」も徒歩3分です。工房にお越しの際は事前に電話やメールでご連絡下さい。事前にご連絡を頂けませんと不在の場合があります。

CIMG08850.jpg
屋上から見た江の島もきれいでした。最近は気温が低く寒いですが、空気が澄んでいる冬場の片瀬が気に入っています。工房にお越しのついでに江の島観光なんていかがでしょうか?江の島や水族館、片瀬海岸が徒歩圏内です。

新天地 はコメントを受け付けていません。

初心

[ 2008.12.06 ]

IMG_0790.jpg
2008年12月4日、5日の2日間、飯能工房で作業をしてきました。久しぶりにギター製作にどっぷりと浸かった2日間でした。雑事を忘れて製作中のギターに向き合い、一人の世界に没頭する事が出来ました。レッド・スペシャルの試作・製作が楽しくてしょうがなかった、工房立ち上げの頃を思い出しました。
あの頃、埼玉県蓮田市の工房(工務店の一角を間借りしてました)では朝から晩までレッド・スペシャルの試作をして、作業中はもちろんの事、帰宅時の運転中、入浴中、食事中、それこそ四六時中レッド・スペシャルの仕組みや製作方法などを考えていました。就寝中、夢でもレッド・スペシャル製作をした事が何度もあり、まさに寝ても覚めてもレッド・スペシャルのことばかりでした。
 
 IMG_07830.jpg
今回の製作が終わったら、私自身がハンドメイドでレッド・スペシャルを製作する事は多分ないと思います。最後になるのかと思うと寂しい気持ちにもなります。今までのいろいろな事を思い出しながら、ひとつひとつの行程を噛みしめながら作業しています。
今回、自分で思っていた以上に「ギター製作が好きなんだ」という事に気がつきました。さらに「レッド・スペシャルが好きだ」と言うことをあらためて思い出しました。
初心を思い出した、貴重な2日間でした。

初心 はコメントを受け付けていません。

タイルカーペット

[ 2008.12.04 ]

CIMG0783.jpg
2008年11月6日から4日間かけて新しい工房の床にタイルカーペットを敷きました。元は緑色のPタイルでした。タイルカーペットを敷く作業は飯能工房で一度経験していたので、今回は慣れた物でした。予想以上に居心地の良い空間になったので、土足禁止にしてしまいました。スリッパに履き替えて作業しています。
CIM0859.jpg
壁を塗り、タイルカーペットを敷いた後の写真です。蛍光灯も電球色にしたので温かい雰囲気になりました。近いうちに部屋の一角(12平米ほど)をウッドデッキにして木工スペースにする予定です。

タイルカーペット はコメントを受け付けていません。

戻ってきました

[ 2008.12.02 ]

CIMG0862.jpg
2008年12月2日、2本のギターが戻ってきました。
オーストラリアのグレッグ・フライヤーさんからです。
wwry.jpg
1本目は2004年6月18日に送ったKz Pro(プロ)です。2003年4月11日製作開始、2004年3月8日完成のプロトタイプです。ヘッドの裏には「Serial #00-08」、「Made For Kazutaka Ijuin」(自分の名前を入れた事をすっかり忘れてました)と記入してありました。2007年末までのおよそ3年半の間グレッグ製作のレプリカ、「ポール」と一緒に新しいピックアップ開発のために使用されました。このピックアップはブライアン・メイ・スーパーに採用されています。
さらに、このギターは2004年10月8日にシドニーのリリックシアターで行われた、ブライアン・メイとWWRYキャストによるテレビ収録およびアフタープレミアショー・パーティーで、サブ・ギターとしてステージ上にスタンバイされました。残念ながらショー本番で使用される事はありませんでしたが、ブライアンが初めてKz Guitarを手に取ったという意味で記念すべきギターです。


CIMG7249.jpg
2本目は2007年3月16日に送ったKz Junior(ジュニア)です。シリアルナンバーは「2006001」、2006年11月17日に工場から届きました。新しいブライアン・メイ・シグネチャーモデル(ブライアン・メイ・スーパー、この時点ではモデル名は決まっていませんでした)の開発のために活躍したとても重要なギターです。


CIMG7205.jpg
2007年5月21日、グレッグ・フライヤーの工房にて撮影。手前がKz Pro(プロ)で奥がKz Junior(ジュニア)です。2007年5月20日から4日間、私がフライヤーさんの工房を訪れた際にもこれら2本のギターを中心に話しをしました。
この時の訪問の様子は、後日あらためてアップしようと思います。

戻ってきました はコメントを受け付けていません。

最後の・・・

[ 2008.12.01 ]

IMG0749.jpg
2008年11月24日の作業です。埼玉県飯能市の工房で自分用のレッド・スペシャルを製作しています。藤沢市片瀬の工房から時間を見つけて通っています。片道2時間半くらいかかります・・・。最後のレッド・スペシャル製作です。これらのギターが完成したら、飯能工房は閉鎖予定です。(2009年3月頃の見込みです。2009年6月19日追記:2009年9月頃に延びました。2009年9月1日追記:2009年11月頃に延びました。2009年10月2日追記:2009年12月末頃に再度延びました。)
高校生の時に「レッド・スペシャルが欲しい」と思った事がきっかけで、ギター製作者の道を歩み始めました。これまでに50本以上のレッド・スペシャル・プロを製作しましたが、手元には1本も残っていません。
今回が最後のチャンスだと思い、自分用にレッド・スペシャルを製作しています。夢を叶えたいと思います。

最後の・・・ はコメントを受け付けていません。

エアコン

[ 2008.11.30 ]

IMG0526.jpg
2008年10月10日、内装屋さん、エアコン屋さん、電気屋さんが入り、新しい工房にエアコンが付きました。新しい工房は窓が多く、日当たりが良いので大型の業務用エアコンです。これで、1年中ギターにとって快適な環境を保つ事が出来ます。


ちなみに工房の窓からは江の島が見えます。写真中央に見えるのが灯台です。
海までゆっくり歩いても15分くらいです。
CIM0813.jpg

エアコン はコメントを受け付けていません。

壁塗り

[ 2008.11.29 ]

CIM7340.jpg
2008年10月24日から5日間かけて自分たちで新しい工房の壁を塗りました。築40年を超える古いビルなので、塗る前は薄暗くて陰気な感じでしたが、明るく清潔感がある壁に生まれ変わり大満足です。
CIM0411.jpg
塗る前の写真。
CIM0746.jpg
塗った後の写真。色はミルキーホワイトです。
初めての経験でしたが結果は上々。良い経験になりました。終わってみれば楽しかったです。大変そうだな・・・と尻込みしていた私の尻を叩き、率先して作業を行ってくれた妻に感謝です。
その後しばらくは2人ともひどい肩こりに悩まされました・・・。

壁塗り はコメントを受け付けていません。

日記と写真

[ 2008.11.28 ]

P230005.jpg
2000年10月、レッド・スペシャル製作工房を立ち上げる準備を始めてから日記を付け始めました。さらに、ギターの製作過程や工房での作業風景などを撮りためた写真が約3000枚あります。
過去の日記や写真を見返しながら、レッド・スペシャル製作の思い出や今だから言える事などを、このブログにアップしようと思います。
もちろん、これからのKz Guitar Worksに関してやブライアン・メイ関連の最新情報などもアップします。
ご期待下さい。

日記と写真 はコメントを受け付けていません。
14 / 14« 先頭...1011121314