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カールコード

[ 2009.01.31 ]

60年代から70年代くらいまでは良く使用されていたカールコード。ブライアンは80年代中頃まではライブで使用していました。ルックスや取り回しのよさだけではなく、あの時代のブライアンのサウンドを再現する上では結構重要なアイテムだと思います。カールコードがある種フィルターの役割を果たし、ブライアンのサウンドに近づく様に思います。
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プロビデンスのカールコードはそのままでも高品質ですが、プラグ部が弱く断線しやすいと思います。特にL型プラグ側が断線しやすい様です。
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そこで、L型プラグを堅牢で丈夫なつくりが特徴の「スイッチクラフト」の#226へ交換し、なおかつ収縮チューブで二重に保護する事で耐久性を大幅に向上させました。ストレートプラグは高性能、高耐久のプロ仕様プラグ「ノイトリック」のNP2XまたはNP2C-BAG(旧型、黒)に交換しました。なお、これは、80年代前半頃ブライアンが使用したピート・コーニッシュのカールコードと同じ組み合わせです。
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ハンダには、日本アルミット社製の「KR-19RMA」を使用。
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左から10メートル、7メートル、5メートルです。いずれも伸ばしたときの長さで、縮まったときはおよそ1,8メートル、1,3メートル、0,9メートルです。
今回製作したカールコードは数量限定で販売いたします。価格は5メートル 7,350 円、7メートル 7,980 円、10メートル 8,400 円です。 ご注文はこちらからお願いいたします。「その他ご質問など」欄にご希望の長さを記入下さい。
追記:2月3日、完売いたしました。ご希望の方には製作いたします。プラグはスイッチクラフトの#226とノイトリックのNP2Xとなります。製作に1~2週間ほどお時間をいただく場合もございます。長さは7メートルと10メートルのみとさせていただきます。

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出荷開始

[ 2009.01.30 ]

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2009年1月29日、二重の段ボールで梱包し、木枠で保護してパレットに乗せたブライアン・メイ・スーパーがイギリスに向けて発送されました。

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ボックスセット到着

[ 2009.01.29 ]

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2009年1月29日、「ブライアン・メイ・トレブルブースター・ボックスセット」が届きました。
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専用ロードケースにはツアーを回った後のようなエイジング加工が施され、鍵も掛かります。
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左からツーリング、デラックス、プラスです。トレブルブースター各々のケースの印刷は特別仕様です。
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シリアルナンバーとブライアンの直筆サイン入り。
売り上げの一部はネルソン・マンデラ46664チャリティーに寄付されます。
世界限定100セットの販売です。間もなく追加で3セット入荷予定です。
追記:1月31日、3セット入荷しました。

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「スーパー」のこと 2

[ 2009.01.24 ]

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ブライアン・メイ・スーパーはブリッジに「ウィルキンソン・ロッキング・ローラー・ブリッジ」を採用しています。これは、オリジナルと同じローラータイプであるという点や、ブリッジ本体をポストにロック(固定)する構造のため、他のローラー・ブリッジと比べてチューニングが安定している点などから採用を決定しました。また、一般的な仕組みのブリッジを採用することによるメンテナンスのし易さも重要なポイントでした。もちろん、販売価格を抑える面でも一役買っています。
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しかし、購入したままではブライアン・メイ・スーパーには使用出来ません。指板のRに合わせるために2弦と5弦の駒の下に0,4ミリのシムを3弦と4弦の駒の下には0,8ミリのシムを入れます。これで14インチRのブリッジが7,25インチ指板のブライアン・メイ・スーパーに使用出来るようになります。
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次に、一つ一つの駒を外して、ローラーの動きを確認しますが、これが大変です。およそ半数のローラーが回転しません。ローラー・ブリッジとしては致命的です。加工・調整することで直るローラーもありますが、全くダメなローラーは動きの良いローラーと交換します。30セット購入しても実際に使用出来るブリッジは、だいたい18~20セットくらいです。
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また、ボディー部に埋め込むブリッジスタッドとブリッジポストの組み付けが少し甘く、このままではアームを使用したときにチューニングか安定しません。そこで、ブリッジポストにテフロンテープを巻き付けてガタツキを抑さえてやります。
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しかし、テフロンテープを巻き付けると導通しなくなり、スタッドからはアースが取れないのでトレモロユニットからアースを取る工夫をしました。
このように、ブライアン・メイ・スーパーはブリッジ一つにも、長年の研究結果やギターの製作経験が反映されています。

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「スーパー」のこと 1

[ 2009.01.23 ]

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ブライアン・メイ・スーパーではピックアップサラウンドの接着に「3M Scotch 468MP」という両面テープを使用しています。これはグレッグ・フライヤーさんがブライアンの為に製作したレッド・スペシャル・レプリカには勿論のこと、オリジナル・レッド・スペシャルの「オールド・レディー」修復の際にも使用されました。当時、接着剤の専門家の推薦により採用が決まったとのこと。
住友スリーエムの商品説明によると「アクリル系粘着剤を使用した基材のないタイプ」で「耐熱性に優れ」、「高い接着力」と「せん断保持力があり永久接着用途に適しています」とあり、さらに「米軍規格MIL-P-19834B, Amendment 2 Type1に合格」とのことで、信頼度はバッチリです。
この両面テープをピックアップサラウンドよりも一回り小さいサイズに手作業で加工して使用しています。ブライアン・メイ・スーパーには、一見分からないようなこんな細かな所にも、長年の研究結果が反映されています。

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ギタリスト2008年11月号

[ 2009.01.22 ]

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年末に注文したイギリスの雑誌「ギタリスト」の2008年11月号が届きました。ブライアンのインタビューとクイーン+ポール・ロジャースのワールドツアーの機材説明の記事が目当てです。
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「ブライアン・メイ・スーパー」の画像もありました。ブライアン所有のシリアルナンバーは「KZ000002」で、指板面に塗装を施していないプロトタイプです。現在はボディーに「SUPER」とカッティング・シートが貼られ、ツアーでは半音下げチューニングで「バッド・カンパニー」と言う曲で使用されました。
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この雑誌、オマケのCDが凄くてギターテクのピート・マランドロン氏がブライアンの機材一式を説明する動画や、フライヤー・トレブルブースターのサウンドファイル等が収録されていました。
2009年2月号には「ブライアン・メイ・スーパー」のレビューが掲載、サウンドファイルが収録されているようです。只今、取り寄せ中です。

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PP9電池

[ 2009.01.21 ]

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本日「PP9電池」が入荷しました。「ディーキー・アンプ・レプリカ」や「1ワットアンプ・キット」で使用する、日本ではとても特殊な9ボルト電池です。サイズはおよそ51x 65x 76ミリ。今のところ「ディーキー・アンプ・レプリカ」や「1ワットアンプ・キット」はこの電池でのみ作動いたします。フライヤーさんによるとこの電池1つでおよそ12時間使用可能とのことですが、当工房で30時間ほど使用後にテスターで残量を計測したところほとんど数値が下がっておらず、まだまだ使用可能でした。
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今後、Kz Guitar Worksでは「PP9電池」を常時在庫いたします。将来発売予定の「ディーキー・アンプ・レプリカ」もバッテリーの心配なく安心してご購入いただけるようになりました。

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1ワットアンプ・サウンドファイル

[ 2009.01.17 ]

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フライヤー・ギターズ・1ワットアンプ・キットのサウンドファイルです。ミュージカル「WWRY」ドイツ公演で活躍したミュージシャンのFrank Rohles(フランク)氏の演奏です。
このサウンドファイルは「1ワットアンプ」と「トレブルブースター・ツーリング」で録音されました。使用したギターはシングルコイルからハム・バッキングまで色々なピックアップの組み合わせが可能な、フランク氏のホームメイドギター「Pearly」です。
0:00秒から0:32秒まで:フロント、シングルコイル マイク録音
0:33秒から0:52秒まで:フロント、ハムバッキング マイク録音
0:53秒から1:46秒まで:センター&リア、ハムバッキング ライン録音
1:47秒から2:26秒まで:センター&リア、シングルコイル(パラレル) マイク録音
2:27秒から2:43秒まで:フロント、シングルコイル マイク録音(ボトルネック)
2:43秒から3:32秒まで:センター&リア、ハムバッキング マイク録音
個人的には、マイクで拾って録音した音よりもライン録音の方が気に入りました。
皆さまのご感想はいかがでしょうか?

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フライヤー・メール2

[ 2009.01.14 ]

フライヤーさんとメール等でやり取りした中から、トレブルブースター、アッテネーター、アンプに関する記述のまとめ、第二弾です。


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「ブライアンは、ギターのボリュームを絞ったときの音色に輝きがあって細かいニュアンスがきっちり出ていることがどれほど彼にとって大切かってことを、よく話していたよ。これは僕がトレブルブースター・デラックスをデザインするときになんとか保ちたかった特徴で、トレブルブースター・ツーリングはその辺りがとてもうまくできていることは皆さん知っているよね。」
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「当然、より太い音が出てパワフルなブースターは上記のポイントがあまり得意ではないんだ。フライヤー・サウンド社の新しいトレブルブースター・プラスもそれと同類だ。最大限にゲインと音の太さを強調した結果だよ。ただそれでも、できるだけパンチがありながらも細かいニュアンスがるようにしたつもりだ。ボリュームを絞った時にブライアンの言う上記必要条件も満たせるはずだ。ペダル、アンプ、ギターのデザインはある意味、妥協の産物というか、どこかを強調すると他の部分が犠牲になったりするものなんだ。トレブルブースターに関してはどこのメーカーも個別にはいい仕事をしていて、良いか悪いかは全て個人の趣味の問題といってもいいかもしれないね。」
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「重要なのはブライアンがいつもAC30をフルボリュームで使っているということなんだ。この点がフルボリュームで鳴らせないが故にアッテネーターを使わざるを得ない多くの人とは決定的に違う点だね。アッテネーターは馬力・ダイナミックス・音の太さ等の点においてフルアップ時より少し劣るので、通常よりホットな入力信号を入れてやらないとフルアップ感とサステインが得られないんだ。だから多くの人がアッテネーターと共に使う時に、よりパワーのあるブースターを好むのは不思議な事ではないんだ。同じように僕自身もアッテネーターを使ってプレーするときは、よりファットなブースターの方がいい感じがするよ。スタンダードなトレブルブースターでは低ボリュームのアッテネーター環境では十分なゲインと音のふくよかさが無いように感じるんだ。」
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「ところが、ディーキーアンプの場合はちょっと違って、パワフルで中域の張り出した信号では入力段階で受け止め切れずに音が飽和してしまうんだ。パワフルなブースターはこの小さいアンプに適した繊細なニュアンスを持ち合わせていないからね。プロセッションや初期のクイーンのディーキーのサウンドが完璧だったのは47nの入力コンデンサーと25-29dbのゲインを持つブースターが完全にディーキーとマッチしていたからだよ。ブライアンがパワフルなブースターとディーキーを合わせて使ったことはないと僕は確信しているよ。しかしこれは他の複雑な問題の入ったパンドラの箱を開けることに繋がるので、今のところはこれで十分じゃないかな。」
「ジョン・ディーコンは1998年の7月に僕のインタビューに答えて、彼はブライアンに一度もトレブルブースターを作ったことは無く、あれは誰かの誤解だとも言ったんだ。ジョンが忘れただけかも知れないけど、ジョンの記憶はいつも非常にクリアなので、これは俗説を覆すことになるかも知れないね。」


VOX AC30 TB-Xのようなマスターボリューム無しのアンプの性能を最大限に引き出すには、フルボリュームに近いところまで出力を上げる必要がありますが、パワーアッテネーターを使用すれば小さなボリュームでアンプのフル出力時に近いディストーションサウンドが得られます。Kz Guitar WorksではTHD Hot Plate(16Ω)を使用しています。音質が良く、音量のコントロール範囲が広いと定評のパワーアッテネーターです。
以上、トレブルブースター、アッテネーター、アンプに関する内容でした。

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フライヤー・メール1

[ 2009.01.12 ]

私がここ数年間でグレッグ・フライヤーさんとメールやファックスでやり取りした中から、トレブルブースター、アッテネーター、アンプに関する記述をまとめました。今回は第一弾です。フライヤー・サウンド社トレブルブースター選択の参考になれば幸いです。


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「ブライアン・メイはここ何年かの間でフライヤー製品のプロトタイプをいくつも試しているんだけど、これは僕たちが完全に満足がいくまでそれぞれのプロトタイプを微調整するためなんだ。このプロセスはブライアン・メイ・スーパー、 ピックアップ、エフェクターペダル、ディーキーアンプ等の開発でも行われてきた、いわばおなじみのものだね。僕たちは本当に数え切れないくらい多くの時間をこの作業に費やしているんだ。」
「僕とブライアンはこれ以上は不可能というぐらいの商品を作りたいという思いがあるんだ。だから研究を一旦振り出しに戻して、1年間ずっと新しい研究に費やしてきたんだ。その甲斐があって望んでいたレベルの物を作ることが出来たと確信しているよ。僕はエフェクターペダル、ピックアップ、ギター、アンプ何を作るにしても最適の方法で最高のものを作るように心がけているんだ。1980年にこの仕事を始めて以来、僕はこのアプローチを変えていないよ。」
「ブライアンは僕が市販品として作るものと全く同じ品質のペダルを使用してるんだ。僕はこの事実をギターテクのピート・マランドロンやブライアンに定期的に確認している。ライブやレコーディングで何を使っているのか、スタジオに行った時にも確認するんだ。僕はブライアンが実際にレコーディングやツアーで使っているものと全く同じ品質の寸分違わぬ商品を一般に提供しているよ。」
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「ご想像どおり、ブライアンは異なったペダルを用途に合わせて使っているんだ。中にはより高いゲインや太い音を出すペダルを好む人もいるけど、ブライアンは僕のスタンダードなトレブルブースター(訳者注:トレブルブースター・ツーリング)のサウンドとやや低めのゲインを問題にしたことは全く無いよ。 ブライアンはこのトレブルブースターの細やかできらびやかなサウンドが好きで、AC30を歪ませる時に作り出す倍音の調性パターンが好きなんだ。しかし、今回お知らせしたいのはブライアンが新しいトレブルブースター・デラックスがもたらすリッチな音とゲインが好きだということだよ。想像するにブライアンは異なった用途で両方のブースターを使うことになると思うよ。適材適所ということだね。」


次回、フライヤー・メール2に続きます。

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直筆サイン

[ 2009.01.11 ]

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ご要望の多かった「ブライアン・メイ・トレブルブースター・ボックスセット」のブライアンの直筆サイン画像です。
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このボックスセットはフライヤーサウンド社のトレブルブースター「ツーリング、デラックス、プラス」が特注の専用ハードケースに収められています。ケースにはシリアルナンバーとブライアンの直筆サイン入り。世界限定100セット。売り上げの一部はネルソン・マンデラ46664チャリティーに寄付されます。

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分析グラフ

[ 2009.01.10 ]

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フライヤー・ギターズのトレブルブースター3種類を分析したグラフです。ブーストレベルの比較にお役立て下さい。フルサイズのPDFファイルのダウンロードはこちらから。

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開発裏話

[ 2009.01.09 ]

Kz Guitar Worksは2007年5月以来、新しいオフィシャルモデル「ブライアン・メイ・スーパー」のプロジェクトに関わっています。今回は開発裏話を一部公開いたします。スペックについても触れていますので、参考にしていただければと思います。
ブライアン・メイ・スーパーはKz Junior(ジュニア)を元にアップグレードしたモデルです。ブライアン・メイ本人やグレッグ・フライヤーさんしか知りえない情報やデータを加味してよりオリジナルに近い仕上がりになっています。
アーリントン・ヒル
2007年4月11日、Kz Junior(ジュニア)をイギリスのアーリントン・ヒル(ブライアンのスタジオ)に送りました。そこでフライヤーさんとブライアンのギターテク、ピート・マランドロン氏により徹底的にテストされました。その結果、ブライアンのセッティングの好みをよく知るピートからは指先から感じる感覚的な部分のアドバイスを、フライヤーさんからはオリジナルの正確な数値や詳細なデータを提供していただきました。
シドニーにて
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2007年5月20日から4日間、シドニーのフライヤーさんの工房を訪れました。4日間でおよそ20時間、工房に籠もってブライアン・メイ・スーパーのスペックについてディスカッションしました。正確な数値や詳細なデータだけではなく、数多くのテンプレートも提供していただきました。
工場訪問 その1
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2007年6月1日、シドニーで話し合ったスペックを伝えに製作工場を訪れました。ブライアンが2008年のツアーで使用したプロトタイプのスペックです。
修正・変更点 – アルミスイッチプレート採用、スライドスイッチつまみ高さ、スライドスイッチつまみエッジ処理、スイッチプレート固定方法、ボリューム・トーンノブのサイズ、止めネジ形状、アルマイト処理、ハンダ、配線材、ポット、コンデンサー、フレット、ジャック部ゴムOリング、ジャック部補強板、ピックガード裏アルミ、指板面無塗装、指板幅、指板R、指板エンドR、ポジションマーク位置、ブリッジRシム、ネックグリップ、ヘッド形状、ヘッド厚、ナット形状、トラスロッドカバー形状、ピックアップ、ピックアップザグリ深さ、ピックアップ高調節シム、など。
プロトタイプは指板面に塗装がない仕様でした。ネックグリップと指板Rがオリジナルサイズに変更された他、ヘッドの外周を少し変更しました。ポット、コンデンサー、配線材、ノイズ対策等の電気系が大きくアップグレードされました。また、ポットのトルクやスイッチの角の丸みなど、指先の感触にもこだわりました。
工場訪問 その2
2008年3月2日、ブライアンとフライヤーさんがプロトタイプをテストした感想を受けて再度工場を訪れました。
修正・変更点 – ネックヒール形状、オリジナルブリッジの下穴を増設、着色用塗料、ピックアップサラウンドの内径、ピックアップサラウンドとトラスロッドカバーの厚み、ピックアップサラウンドとトラスロッドカバーのエッジ部処理、ヒール部セルの形状、ゼロフレットの位置、ゼロフレット高さ、ブリッジRシム形、ブリッジ部分での弦高、ネックセット角、ブリッジの位置、ピックアップ位置、ピックアップザグリ深さ、ブリッジザグリ深さ、セルの形状、トレモロアームの高さ、指板面塗装、指板面着色、配線材長さ、フレットサイドと指板エッジの処理方法、ボディー・トップ材をセンター・ブックマッチ、ジャック菊型ワッシャーサイズ、弦アースの位置、など。
ネックセット角を変更した為、ブリッジとピックアップザグリの深さも変更。また、ピックアップカバーのサイズ変更に伴い、ピックアップサラウンドの内径等を変更。多くのお客様の声を受けて、指板面のクリア塗装が復活しました。
工場訪問 その3
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2008年8月11日、プロダクションモデルの完成を受けて検品のため工場を訪れました。この時には細かな修正点とセッティング時のコツを伝えました。
修正点 – 配線方法、配線材長さ、ツイスト方法、ボルトの閉め方、トレモロアーム軸、ビス締め付けトルク、ゼロフレット高さ、ピックアップサラウンド固定用の両面テープ、ジャック用菊型ワッシャーサイズ、ピックアップ高さ調節用シム、ピックアップザグリ深さ、潤滑剤スーパールーブ、など。
ブリッジ
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ブリッジはメンテナンスや調整のし易さとコストの面からウィルキンソンが採用されていますが、ボディーにオリジナルタイプのブリッジに換装する際に使用するガイド穴を開けていますので、将来アップグレードする事も可能です。当工房から専用キットを販売予定です。
ピックアップ
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ブライアン・メイ・スーパーにはフライヤーさんがおよそ8年の歳月をかけて研究開発したピックアップが採用されています。ブライアン本人がテストと開発に関わった特別仕様です。特にフロントピックアップには特別な加工がされており、この部分がボヘミアン・ラプソディーに代表されるフェイズアウトサウンドに大きな特徴を持たせているそうです。ピックアップについての詳細は後日あらためて触れたいと思います。

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謹賀新年 2009

[ 2009.01.01 ]

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

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