KZ BLOG

近況と今後について

[ 2014.06.27 ]

久しぶり(およそ1年2ヶ月ぶり!)のブログ更新です。
久しぶりの更新にしては少し重苦しい内容かもしれませんが、是非お読みくださいませ。

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この度、将来の究極モデルとして発表するつもりで進めていた「レッド・スペシャル製作プロジェクト」の中止を決断いたしました。

このプロジェクトは「KZ製レッド・スペシャルの集大成」という位置づけで、2013年4月にスタート。「KZプロ」製作時には得られなかった詳細な情報を盛り込み、オフィシャル・シグネチャーモデル「BMスーパー」ではコスト面などから採用できなかったパーツや構造を取り入れた、KZプロとBMスーパーを最高次元で融合させた「究極のKZレッド・スペシャルを製作する」というプロジェクトでした。1年2ヶ月の歳月を経た2014年6月半ば、ついに製品版のプロトタイプが完成しました。BMスーパーは勿論のこと、 KZプロをも凌ぐ素晴らしいレッド・スペシャルになりました。

しかし、ブライアン・メイ本人やマネジメントと交渉を重ねた結果、製品化の中止を決断。それは、「シグネチャーモデルとして販売する限り、ケイズギターワークスとして納得できる品質・スペックのレッド・スペシャルの製品化は不可能だ」という結論に達した為です。交渉を重ねる毎に「究極のレッド・スペシャルを究極のファンのために」という想いをどんどん曲げなくてはならなくなりました。ブライアン本人は好意的にプロジェクトを捉えてくれていましたが、マネジメントの興味が、品質やユーザーの満足ではない点が製品化中止最大の理由です。

いろいろ悩みましたが、マネジメントの意向に反する形で販売するよりも、ブライアンとの良好な関係を大切にしたいと考えました。僕は高校生の時にレッド・スペシャルと出会い、以降の人生の大部分を賭けてきました。そんなレッド・スペシャルとの最後を汚さず、キレイに終えることを選択しました。

「究極のKZレッド・スペシャル」を世に出せないのは非常に残念ですが、ケイズギターワークスとしては前向きな判断だと考えています。これを良い機会と捉え、今後は少しずつレッド・スペシャルと距離を置こうと思います。

そして、ギターの製品化中止に伴いデッドストックとなったスライドスイッチ、シャーラーペグ、シャーラー社に特注したペグボタンなどのパーツを、採算度外視のサービス価格にて放出予定。詳細は追ってお知らせします。余ってしまったパーツが、皆さまのお役に立てば、幸いです。なお、ピックアップは43,200円にて先行販売中。通常一般販売はされない大変貴重なピックアップです。デッドストックなので完全数量限定。ご希望の方は、是非。

また、ただいまKZオリジナルエレキギターの製作を計画中です。レッド・スペシャルのテイストを少しだけ残しながら、完全オリジナルなモデルを作ります。来年春までには発表したいと思っています。ご期待ください。

さらに、8月後半の日曜日(24日か31日で調整中)、赤坂のライブハウスにクイーンフリークで知られるプロギタリスト清水一雄さんをお招きして「KZモディファイVOX AC30体験教室&ミニライブ」の開催を企画しています。KZモディファイアンプを触って試して体感できるイベントです。最高のAC30サウンドとパワースケールの威力を体感ください。また、お客様にギタリストとして参加いただくコーナーも企画中。イベントの最後にはミニライブも予定。詳細は追って発表いたします。お楽しみに!

ブライアンとの関係は良好に継続しています。近い将来、ギター以外の部分で良いご報告が出来るかもしれません。

以上、ケイズギターワークスの近況と今後に関するご報告でした。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

2014年6月27日
ケイズギターワークス
伊集院 香崇尊

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