Kz Guitar Works

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ブリッジ交換

更新日:2010-02-07

2月6日も引き続き、Kz Junior(ジュニア)ブリッジのアップグレードを行いました。予定していたよりも手間取ってしまったので、予定していた他社RSモデルのフレットすり合わせは月曜日以降に持ち越しです。
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オリジナルブリッジはボディーに直付けなので、組込み時にブリッジの高さ調整をシビアに行う必要があります。画像はステンレス製の「弦高ゲージ」です。インチとミリの2バージョンを駆使して弦高をチェックしながらセッティングしていきます。
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同じモデルのギターでも個体差がありますので、一本一本セッティングが異なります。よって、ブッリッジの高さ調整シム(ブリッジの下に挟んで使用する詰め物のこと)も様々な厚みを用意しています。1~6弦が一体となったシムは1,5ミリベークライト、0,8ミリベークライト、1,0ミリブラス、0,5ミリブラス、1,0ミリアルミ、0,5ミリアルミなど。各弦独立のシムは0,5ミリアルミ、0,4ミリアルミなどです。これらを組合せて、最適な高さに調整しています。
当工房標準のギター弦高は、1フレットで1弦 – 0,25ミリ、6弦 – 0,6ミリ、12フレットで1弦 – 1,5ミリ(0,06インチ)、6弦 – 2,0ミリ(0,08インチ)に設定しております。なお1弦側から6弦側に段階的に弦高が高くなるようにセッティングします。