追加モディファイ 更新日:2011-06-03 AC30BM コンプリートの追加モディファイが終了しました。これにてコンプリートバージョンのBMアンプが完璧に仕上がりました。準備を始めてから約2年、実際に作業に入ってから1年7ヶ月もかかってしまいました。 仕上がったのはデモ用の1台です。電源トランス交換、整流管交換、プリアンプ管2本交換、パワー管4本交換、パワースケール組込などを施した仕様です。 パワースケールを完全に内部に組込み、インプットジャックとツマミ類は全て上部パネルに移設。 バックパネルの穴はアルミ板で内側から塞ぎました。 電源トランスもマーキュリーアップグレード。 スピカーケーブルは高品質なベルデン、プラグは堅牢なスイッチクラフトに交換。 今後、インプットジャックの位置はパネル上面をKZ標準仕様とします。格段に使い勝手が良くなります。(・・・というかバックパネルにインプットがあるのは非常に使いづらいです。) パネルの英語表記ですが「SET EQUALLY」は「POWERツマミとDRIVEツマミを同じ位置にセットする」って意味です。これらはB電圧とパワー管に送る電流量とのバランスを取る2つのツマミです。 「POWER SCALE」のオリジナルのネーミングとして「OUTPUT LEVEL」とか「POWER ATTENUATE」とか「OUTPUT LEVEL CONTROL」とか考え中です。でも「POWER SCALE」のままでいいかも。 フルモディファイバージョンの作業も順調に進んでいます。シャーシの加工とトランス類やタグボードのマウントが終わり、もうすぐ配線作業に入ります。こちらもご期待下さい。 << 前の記事 次の記事 >>