飯能工房 6月7日 更新日:2009-06-08 昨日6月7日、約1ヶ月ぶりに飯能工房で作業しました。朝7時過ぎに片瀬工房を出発して、12時から21時過ぎまで飯能工房で作業しました。作業時間は短かったですが、集中できてとても内容が濃い1日でした。 2002年6月末から2003年3月にかけて製作した最初期のKzレッド・スペシャル、シリアルナンバー「01-03」のアップグレード作業を行いました。6年以上前にお渡ししたギターですが、とても大事に愛情を持ってお使いいただいていると感じました。製作者としてこんなに嬉しい事はありません。 ブリッジやスイッチプレート、ピックガード類一式、ピックアップ、ペグ、ストラップピンなどのアップグレードを行ないます。昨日はコントロールキャビティーの加工と、フレットのファイリング(すり合わせ)を行いました。作業内容が多いのでもう少し作業日数が掛かりそうですが、お客様の気持ちに応えられるように作業したいと思います。 また、他のお客様から預かったレス・ポールモデルのフレットすり合わせも行いました。こちらは1981年製でフレットがかなり減っていましたが、擦り合わせでギリギリ対応できました。何年後になるか判りませんが、次回はフレット交換が必要になると思います。 バフをかけて擦り合わせ作業は終了です。 早ければ8月末、遅くとも9月末で飯能工房の閉鎖を決めました。ここ4ヶ月ほど最後のレッド・スペシャル・プロの製作が止まっていましたが、これからは頻繁に飯能工房に行き、製作を進めたいと思います。 << 前の記事 次の記事 >>