Kz Guitar Works

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アーティスト・レビュー

 

アダム・スラック(ギタリスト)

Adam Slack

僕はKz Guitar Worksと一緒にこのギターをデザインし、セミホローボディーに、シンプルに1ハムバッカーを合わせたんだ。ライブではブリッジポジションのピックアップしか使わないからね。ボリュームとトーンを使ってサウンドメイキングするんだ。また、このギターは’58スタイルのミディアム・ファットグリップを採用してもらったんだ。素晴らしいサウンドだし、とても心地よくプレイできる。ジューシーでパンチのあるミドルレンジ、そして伸びのあるハイトーン・・・このギターが大好きだよ!

ブレント・マスカット(元 Faster Pussycat・ギタリスト)

Brent Muscat

このギターは凄いよ。このハンドメイドのギターは、僕のプレースタイルに合っていてとても気に入っている。多目的に使えるし、サステインも素晴らしい。ロックンロールだけじゃなくてカントリーだって演奏できる。こんなギターは今まで弾いたことが無いよ。凄く鳴るし、音とバイブレーションがとてもいい感じだ。これからも弾くのが楽しみだし、持ち出して見せ回るつもりだよ。桜が咲いている時に届いたから「SAKURA」っていう名前を付けてあげたんだ。最高にハッピーだよ。ありがとう、ケイズギターワークス。

ダニー・ゴメス(ギタリスト)

Daniel Gomez

初めてKz One Standardを見たときは驚いたよ。伝説のオリジナル・レッド・スペシャルと、ケーラーを搭載した1984年ギルド製レッド・スペシャル、ダブルカッタウェイのレス・ポールが高次元で融合されて、そこにKZ独自の味付けがされていたからね。クラシックな雰囲気を残しつつ、プレイヤーフレンドリーなデザインだし、扱いやすく工夫されたコントロール部で、ビンテージトーンから現代的なトーンまで多彩に表現できる。そして、信頼できるトレモロシステムとロック式ペグが、表現力に溢れた素晴らしい演奏を可能にしてくれる。クラシックかつアバンギャルドなギターだよ。ケイズギターワークスがデザインした、この驚くべきギターは熱烈なクイーンファンだけじゃなく、より広いギタリスト向けだね。何でもこなす多才なギターを探していたギタリストにピッタリだよ。

ジェド・エリオット(ベーシスト)

Jed Elliott

最初のKz Guitar Works製ベースを演奏できることを光栄に思う。Jed ‘O’ Bass(ジェド・ベース)は、素晴らしいサウンドと美しい外観を持っているだけでなく、スタジオでもライブでも、演奏するのに完璧だ。スレンダーなネック、ハイポジションへのアクセスのし易さ、完璧な重量など、全てが演奏するのに夢のようなベースだよ。KZチームと一緒に作り上げたこのベースをとても誇りに思ってるし、他のプレイヤーにもこのベースの素晴らしさを体験してもらいたいと思っているんだ。

小南数麿(ギタリスト)

 

小南数麿

僕はライブで前回、今回と違うモデルを使いましたが、とても進化を感じました。その進化はケイズギターワークス独自のものだと思います。でも、独自だからといって「扱いづらい暴れ馬で飼い慣らすのが・・・」なんてことはなく、とても弾きやすく手に馴染んできます。エレクトリックですが、アコースティック豊かなんですよね。そしてシングルコイルなのでワイドレンジですが、パワーは十分で物足りなさは感じません。ケーラーのトレモロユニットもスムーズで使いやすいです!そしてアッセンブリーの組み合わせで作り出される音は魔法のように表情を変えます。これからの進化も楽しみです。皆様も是非この音の魔法を手にとって体験してみてください!!

渡辺香津美(ギタリスト)

渡辺香津美

ケイズギターワークスのKz One Semi-Hollow(セミホロー)を初めて弾いた時の印象は「僕の所有している、どのギターにも無いサウンドが出せる」というものだった。フロントのシングルピックアップのスイートなトーン。2つのピックアップの組み合わせから生れる、多彩なハーフトーンの歯切れ良さ。ピックアップをシリーズにしてアウトプットする、ファットでパワフルなサスティーン。どれも伝統的なサウンドのニュアンスを残しつつ、極めて様々なジャンルの音楽にフィットしそうなサウンドだ。そして最もユニークなのが必殺のフェイズ・アウト・トーン。一体どこで使ってやろうか(笑)。この楽器の東京デビューは、僕がかつて参加していたテクノバンド「YMO」のトリビュートライブ。Kz Oneは、ステージを飛び交うシーケンサーの細かなラインと、シンセベースの分厚いボトムにも埋まることなく、リズムカッテイングからオーバードライブさせたソロまで、実に気持ちよくプレイさせてくれた。まさにスタンダードにしてモダーン!
ネックのグリップも馴染み良く、ピッチの安定感もライブでは強い味方だ。逗子発信のオリジナリティー溢れるギター、Kz Oneのさらなる進化を楽しみにしている。

清水一雄(ギタリスト)

清水一雄

Kz One Semi-Hollow(セミホロー)は、ホローボディらしいナチュラルでエアー感ある甘い音が素晴らしい。シリパラ・スイッチをシリーズ(直列)にセッティングすればパワーがあって、粘る泣きのギターが弾きたくなります。パラレル(並列)に切り替えれば、とたんにシャキっとしたハーフトーンサウンドが気持ち良いです。抜けが良くて、アルペジオが弾きたくなります。Kz One Junior(ジュニア)は、締まったサウンド。リア・ピックアップはパワーコードをジャキジャキ弾きたくなり、フロント・ピックアップは甘いトーンです。ソリッドのフェイズ・アウト・サウンドも良いですよ!スタンダードとソリッド、どちらもサウンド・バリエーション豊かなので、きっと気にいるサウンドが見つかるでしょう。両モデルとも作りがしっかりしていて、プレイアビリティ最高です。たくさんのギタリストに弾いてもらいたいギターです。

高橋圭一(ギタリスト)

高橋圭一

ホローボディのギターはエアー感と引き替えに、サウンドの芯がなくなるイメージがありました。しかし、Kz One Semi-Hollow(セミホロー)は、しっかりと芯がありながらエアー感もあり、素晴らしい。レンジの広いピックアップと多彩なコントロールで、守備範囲の広いサウンド作りができます。Kz One Junior(ジュニア)はセミホロー同様の幅広さを持ちながら、暴れた感じがすごく出せます。感情が高ぶった時でもサウンドが付いてくる安心感があり、いわゆる激しいミクスチャー系のプレイも十分できます。

本田 毅(ギタリスト)

本田 毅

Kz Oneセミホロウ。僕の好きなレッド・スペシャルライクなNEWギター。ネットでその存在を知ってから、ずっと気になっていました。初めて手にした瞬間、自分の嗅覚が正しかったと確信。パッシブでありながらパワフルなピックアップ、23通りの組み合わせから生み出される多彩なトーン、そしてギター本体の素晴らしい鳴り。シリパラ・スイッチを使って得られるシングル・コイルのハーフトーン・サウンドは、弾いてすぐに気に入りました。ケーラーのトレモロ・ユニットも独特のサウンドに一役買っています。このギターからインスパイアされて音楽が湧いてきています。これからの更なる進化も期待です。

福山 芳樹(ギタリスト)

高橋圭一

逗子の工房にお邪魔して、いろいろなモデルを試奏させていただきました。どれもほんとに素晴らしかったのですが、普段ストラトを使っている僕にはメイプルネックとレバースイッチのKz One Junior(ジュニア)モデルがしっくりきました。
早速今回ツアーから使わさせていただきました。普通のストラトのような使い方もできるし、ブライアン・メイのあの音も出せる。すごく使い勝手が良いギターなのです。シングルでありながらちょっとパワフルで、キンキンしすぎない。スイッチを引っ張ればローカットされたボヘミアンなのあの音も。
ストレートな音から独特の空気感がある音まで、かなり欲張りなギターです。レッド・スペシャルの音が好きなんだけども、クイーン以外の曲やオリジナルをやりたいというのだったら、このギターなんじゃないかなあ。