Kz Guitar Works

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Kzでオーダー可能なブリッジを比較紹介

更新日:2018-10-08

エレキギターに搭載されるブリッジはシンクロナイズドトレモロ、フロイドローズ、TOM(チューンオーマチック)、ビグスビーなど多くの種類がありますが、Kz Guitar Worksでは厳選した4種類のブリッジをカスタムオーダーのためにご用意しました。それぞれのブリッジは当然ながらサウンド操作性ルックスに違いがあるので、それらについてご紹介します。

ケーラー


アーミング時の動作が非常に滑らかでチューニングが安定しています。またベンディングに伴うピッチ変化がまるでビグスビーのように滑らか。サウンドは4種類の中で最もスムースでウォームな方向性を持ちます。調整可能な部分が非常に多いブリッジではありますが、長年の経験からベストのセッティングを施してから出荷するためにプレイヤビリティ、サウンドともに良質であることを約束します。

Kz Oneにおいて最も人気のあるブリッジで、次世代のスタンダードを目指すKz Oneに搭載するブリッジとして最もおすすめのチョイスです。”新しさ”を求めるギタリスト、アーティストにKz Oneとケーラーの組み合わせを選んでもらえるとうれしいです。

余談ですが、「Kahler」って本来は「カーラー」と発音するのをご存知ですか?2017年のNAMM ShowでKahlerの社長さんに「”カーラー”を使ってくれてありがとう」と挨拶をされて焦ってしまいました。日本国内では「ケーラー」の方が通りが良いので、便宜上「ケーラー」と表記をしています。

シンクロナイズドトレモロ


Kzで用意しているGotoh製のシンクロナイズドトレモロブリッジはブロックタイプのサドルを採用していることもあり、スピーディでシャープなサウンドが特徴的です。音程変化の幅やベンディングの滑らかさはケーラーに劣りますが、フェンダースタイルのトラディショナルなスタイルのギターを使いなれた方からは根強い人気があります。

TOM & STP


トレモロが必要ない方にはこちらの組み合わせを提供しています。ギブソンスタイルでよくみられるTOM(チューン・オー・マチック)とSTP(ストップ・テール・ピース)の組み合わせです。トレモロがないためにサウンドはよりダイレクトでスピーディ、そしてタイトです。構造がシンプルなためにロスが極限まで少なく、豊かなサスティーンも大きな特徴の1つ。

テールピースブリッジ(バダスタイプ)


最もシンプルで、曖昧さ、雑味といったものを排したダイレクトでストレートなサウンドが特徴。ルックスも潔さを感じるほどにシンプルで、ケーラーとは対極にあるブリッジだと考えます。特にパッションをダイレクトにプレイで表現するギタリストやギターボーカルのスタイルでの演奏をメインにするアーティストにおすすめしたいと考えています。(標準的なラインナップに加えるかどうかは未定)
現在は廃盤となったGotoh/Wilkinson製のテールピースブリッジGTB200をチョイス。2・3弦と4・5弦が可動サドルになっており、細かなオクターブ調整が可能です。