Guitar Gallery File.0013 / Kz One Bolt-On 22 3S11
更新日:2021年3月15日
RSカラーとブラック・ピックガード、3S11でRed Special風に仕上げたKz One Bolt-On 22
![]() ◇Kz One Bolt-On 22を基にボディカラーとピックガードを変更 ◇Red Specialに寄せたイメージ・デザイン ◇3S11コントロールの搭載で、多彩なサウンド ◇『サウンドメッセ in Osaka』出展を目指して製作したショーモデル |
《ギタリスト 岡 聡志による本機のデモンストレーション動画 》
Kz One Bolt-On 22 3S11
ショー・モデル
《From Workshop》
弊社では昨年夏にKz One Bolt-On 22を発売しました。Kz One Bolt-On 22は、「アルダー材のボディ」、「メイプル材のネック」、「ボルトオン・ジョイント」、「3シングル・ピックアップ」、「シンクロタイプのトレモロ」など、アメリカン・テイストを意識したモデルです。
現在では、楽器店様からのカラー・オーダー(セミ・オーダー)モデルの製作受付もスタート。さらに、お客様/ミュージシャンのご意見を参考にしたバリエーション・モデルも開発中です。このKz One Bolt-On 22 3S11は、4月に大阪で開催される『サウンドメッセ in Osaka』に向けて製作したショーモデルです。
■RSカラーとブラック・ピックガードを採用
昨年夏に発売したモデルはアメリカン・テイストというコンセプト通り、明るい色やトラディショナルなカラーを前面に打ち出しました。しかし、お客様からは弊社の原点である「Red SpecialのカラーをBolt-On 22で」というリクエストをいただきました。そこで製作したのが本機です。
当然ですが、弊社のギターには「RSカラー」は似合います。さらに、ボルトオンは当初から「ピックガード付」「コントロールをピックガード上にマウント」もコンセプトとしてデザインされています。そのため、ブラックのピックガードと組み合わせた本機ではRed Specialを思わせる雰囲気に仕上がりました。
■3S11コントロールの採用
通常のKz One Bolt-On 22のコントロールは、1ボリューム/1トーン、5ウエイ・スイッチ、シリパラ・スイッチが標準です。しかし、本機では特別に「3S11」のコントロールで製作しています。
3つのPUにはそれぞれのオン/オフ・スイッチ。それにシリパラ・スイッチにより、シリーズ/パラレルの切り替えが可能です。これにより、このギターでなければ出せないPUの組み合わせ、配線の切り替えが可能になります。
▲ボディ正面
▲ブラックのピックガード
▲エルボー・コンター加工
▲3S11コントロール
▲2点支持のシンクロタイプ・トレモロ
▲ボディバック
▲ボルト・オン・ジョイントとヒール・レス加工
▲バック・コンター
▲段付きのヘッドとデカール・ロゴ
▲ビンテージ・タイプのチューナーとUシェイプのネック・グリップ
▲ローズ指板
▲メイプル・ネック
《SPEC》
[ボディ]
■ボディ構造 / ソリッド 45mm厚
■ボディ材 / アルダー2P
■ブリッジ / GOTOH NS510T-FE1
■ピックアップ / KGW アルニコ・シングルコイル
■コントロール / 3S11(各P.U.のオン/オフSW、ボリューム、トーン、シリーズ/パラレル切替ミニスイッチ)
[ネック]
■ネック構造 / 平行段つきネック、サテン仕上げ
■ネック材 / メイプル
■指板材 / インドローズ
■指板R / 12R(304mm)
■スケール / 25inch (635mm)
■フレット数 / ツバだし 22F
■フレット / FW55090
■ネックグリップ / Uシェイプ
[パーツ]
■ハードウェアカラー / クローム
■ペグ / GOTOH SG 301
[塗装]
■カラー / RSカラー(=レッド・マホガニー)
■ボディ塗装 / ウレタン・グロス仕上げ
■ネック塗装 / ウレタン・サテン仕上げ(アメ色)
■ボディ塗装 / ウレタン・グロス仕上げ
【Special Contents / 岡 聡志 meets Kz Guitar Part.2 / Kz One Bolt-On 22 3S11】
新進気鋭のギタリスト 岡 聡志がこのギター(実機)を試奏&レビュー!!
※本記事は2021年2月時点の情報です。