Kz ST Trad 22 KING'S ORDER

Yoshiki Fukuyama Model

Kz ST Trad 22 KING’S ORDER (注文受付終了)

▲Kz ST Trad 22 King’s Order Fukuyama Yoshiki Model

価格=380,000円(税別 / 税込418,000円)

●販売場所: Kz Guitar Works HP内特設ページ→こちら

●販売方法: 期間限定受注生産 (数量などの限定はありません)

●受注受付: 2023/10/28(土)~12/10(日)期間限定 *12/5(日)追記:2024年1月14日まで期間延長

*1/15(月)追記:2024年1月14日でオーダー受付終了致しました。2月12日に新宿ReNYにて行われる『真赤な集い 〜還暦記念ツアー2023〜』振替公演にご来場のお客様には、 公演日より数日間オーダー受付を一時的に再開させて頂く特別枠を御用意する予定です。

●商品受渡: 2024年4月以降、オーダー先着順に順次納品 (受注状況により、ご注文のタイミングによってはお時間を頂く場合がございます。)

ギタリスト福山芳樹氏のシグネチャーモデル。

かねてより、Kz One JuniorやKz ST Tradを愛用頂いていましたが、そのフィードバックを元にご本人の要望をおおいに盛り込んだギターです。

企画から製作工程に至るまで常に参加頂き、幾度のミーティングを重ねついに完成しました。

画像は開発中の為、実際の商品とは異なる場合があります。

◆スペシャルトーク【part.1】

◆スペシャルトーク【part.2】

|【King’s Order】

オリジナルデザインのラージヘッドと福山氏の名を冠したヘッドロゴ、ご本人の憧れだというオールラッカー仕様。

往年の愛機を彷彿とさせる当モデル特製の70年代シングルピックアップ。

カラーは色味や雰囲気を数種類サンプルを製作した中から、吟味した拘りの3トーンサンバースト。

暗転したステージでの視認性を高める蓄光仕様のポジションマーク。

氏曰く手が小さい、との事でハイポジへのアクセスをより容易にするスムーズなヒールカット。

様々な特別仕様を盛り込みながらも、憧れのギターをより多くの人に届けたいという想いから可能な限り価格も抑えました。

■新デザインのラージヘッドとオリジナルロゴ

アイコンとも呼べる長年の愛機と同様にラージヘッド仕様の新シェイプを開発。

ヘッドロゴは福山氏の名を冠した特別なものとなっています。

■本モデル用に特別に用意したアルダー材とメイプル材を使用

通常モデルとは異なり、ボディにはアルダー3ピース材、ネックにはメイプル材を使用しています。

ホンジュラス・マホガニー材のサウンドにも惹かれるとの事でしたが、最終的には皆様のイメージするところでもあるであろうこの組み合わせとなりました。

■RSジョイントとより丸みを帯びたヒールカット

Kz Guitar Worksの誇るRSジョイントはそのままに、手が小さいのでハイポジションでの操作性を向上させたい、という要望に応え従来機よりもヒール部のエッジをさらにスムーズに仕上げました。

また、従来機のザグリ形状はHSHとなっておりましたが、本モデルでは福山氏の愛機と同じくSSSのザグリ形状に設計から変更致しました。

RSジョイントとは?

【特徴】

・接着剤を介さずネックとボディが直接密着するボルトオンの発展形

・ネックとボディの接合部が一般的なボルトオン・ジョイントの2倍以上の長さ

・ボディのバックとトップの両方向から圧着する3点止め

・Kz Guitar Worksによる高い工作精度

(下部の木部の画像は従来機の物の為、実際の商品とは異なります)

ネック正面

ネック背面

接合位置

▲ボディのバック側から1本のボルトでネックをジョイント

▲トップ側からは2本のビスでジョイント。ネックはミドル側P.U.の手前まで入りこんでいます。

■オールラッカー仕上げとこだわりのバーストカラー

福山氏のずっと憧れだったという、オールラッカーで仕上げました。

また、カラーリングは数種類のサンプルを作り、赤黒黄色それぞれの色味やバーストの太さ等を吟味したこだわりの3トーンサンバーストです。

■70年代仕様のオリジナルピックアップとサウンドバリエーション

◆ピックアップは本機用に製作したシングルピックアップ

福山氏の音というイメージを持ちつつも新モデルのニュアンスを感じさせるサウンドです。各弦のポールピースの高さなど、細かな点でもカスタマイズを施しております。

◆コントロール

当時の資料を参考にご自身で配線を組まれたという、特徴的なサウンドのスイッチを再現しました。

トーンポットのスイッチをPUSH-ON(持ち上がった状態)にすると、全てのポジションでフロントPUのアウトフェイズがミックスされたサウンドになります。

これにより通常のスイッチポジション5種類に加えて3種類の特徴的なサウンドが加わり、全部で8通りのサウンドバリエーションとなっております。

◆トレブルブースター

福山氏も含め多くの方々からご好評頂きつつも惜しくも廃盤となってしまったKz製トレブルブースター。

沢山のご要望を元に、国産エフェクターブランドKarDiaNと共に再開発した「Kz TREBLE BOOSTER ONBOARD」をホディ本体に内蔵、瞬時に直感的なサウンドメイクが可能です。

画像は開発中の為、実際の商品とは異なる場合があります。

▲「パフォーマンス中の誤動作、特にスローやミドルテンポの曲調の際に誤ってONになってしまわない様に」とのことで、奏者から見て手前がONに設定されています。

KING’S ORDER ~そのサウンドへのこだわり~


本機を設計する上で、こだわった部分は枚挙にいとまがありませんが、やはり心臓部とも言えるサウンドコントロールには注力致しました。

福山さんにも実際のリハやステージ環境で使って頂き、少しでも違和感があれば修正するという作業を重ね完成に至りました。


操作性と魅力的なシリーズサウンドの折り合いでギリギリまで迷われていたフェイズスイッチ。

皆様の関心もかなり高いと思われるトーンスイッチの操作感を追求したパーツ選定。

ブースタースイッチの数ミリ単位の位置調整。


そんな中でもとても小さいパーツでありながらも、サウンドの肝になるハイパスフィルター。

そして、福山さんに往年の愛機にも取り入れたいとまで言って頂いているトレブルブースター。

サウンドメイクに重要な役割を持つ、この二つの要素が福山さんの求める音として完成するには少し時間がかかりました。


優れた抜け感を発揮するトレブルブースターですが、一方でTB-ONの状態でVol.を絞るとハイパスフィルターとの相乗効果でサウンドがピーキーになりすぎていました。

ピーキー過ぎるサウンドを防ぐ為にはハイパスフィルターを取り除けば事が済みますが、スローやミッドテンポの楽曲でVol.を絞った際に音がモコモコしてしまうのは避けたい。


そもそもハイパスフィルターを搭載したのは、vol.を絞った時にトレブルブースターと同じように音がこもらずに音量を下げたクリーントーンを再現するためでした。

TBサウンドは活かしつつも、これまでの音作りや福山さんの楽曲レパートリーの多さもあり、従来通りのハイパスサウンドもまた実現する必要がある。

導き出した答えは「ハイパスフィルターは内蔵TBがOFF時にのみ作動する」というものでした。

答えだけ見ると単純な事かもしません、しかしながらこの変更は革新的であり、福山さんの求められる最高のサウンドへ到達する一手となりました。


“福山芳樹”モデルとして、ファンの皆様の事までを考え、細かな事まで真摯に向き合って下さった福山さん。

そんな福山さんの長年の想い・こだわりに、Kz Guitar Worksの技術・発想で応え、共に造り上げることで

「40年かかってやっと辿り着いた」とのお言葉を頂く程の一本に仕上がりました。

■シンクロ・トレモロを搭載

ブリッジは2点支持のシンクロ・トレモロGOTOH製510T-FE1を搭載。サドルは10.8mmピッチ。スチールブロック仕様。

■25インチ・スケールとスリム“C”グリップ

スケールは25インチ(635mm)スケール。グリップも好評のスリム“C”です。福山氏のご要望によりステンレスフレットを採用しています。

▲25インチ(635mmスケール)

▲スリム“C”のネックグリップ

▲フレットはJescar FW55090-S。極上の演奏体験をもたらすフレット・エッジと指板エッジの加工。耐久性に優れたステンレスフレットを採用。

■蓄光機能を持つポジションマーク

暗転したステージでの視認性を確保する為、蓄光仕様のポジションマークを採用しています。

※掲載内容・価格は2023年10月時点の情報です。

※製品の仕様/価格などは予告なく変更となる場合がございます。

※写真のカラーはサンプルです。またモニターなどの状況で異なる色に見える場合がございます。

【スペック】


福山芳樹モデル特別仕様